転職後のまとめ

とりあえず、会社にいたままでも「やりたい仕事」というものもやれそうにないなと思い、

転職をしたわけですが、転職をするときに考えなくてはいけないことと言うものも

後になって分かるわけです。

なお、私はあくまで金融の人間なので、金融での話しか出来ませんが。


①転職後は前職までの経歴がモノを言う。

前職と関係のないポテンシャル採用という奴で行くと、必ずと言っていいほどキャリアダウンになります。

職種が違えど、前職で磨いたスキルや知識をそのまま使えるというのであればいいのですが、

そうでないとスタッフやらアナリストやら一番低い身分であったり、

身分だけは多少は高いけれども、課で最も収入が低かったりするわけです。

キャリア5年の期待のホープが転職して、全く別の会社に行ったりすると、

またもや新人扱いからスタートとなるわけでして、それを受け入れられるかどうかは大事でしょう。


②中途はなんだかんだで外様です。

大概の企業は、新卒向けであれば研修制度があったり、新卒同士の集まりなんかも

あったりするわけですが、中途にそれはありません。

どんなに仕事が出来るという人であっても、たいていの人は職場の上司に当たる人は良く知っている、

前からいる人に仕事を振ることが多いでしょう。

加えて同期に当たる人もいません。結構孤独です。

加えて、少なくとも最初のうちは熱心に仕事に取り組んでいる姿勢を見せなくてはいけません。

勤勉に熱心に、残業だってよろこんで受け入れる。

口答えはしない。

そういう期間は必要になります。


③そうは言ってもやらない後悔は大きい

と悪い面ばかり書きましたが、よくよく考えると、

2年3年のスパンで見れば取り戻せるケースと言うのも多いです。

逆に入る前にに2年3年で取り戻せるかどうか、

例えば1,2年は前職の同期に給料面では見劣るがそれが取り戻せる又は逆転できるか、

ということをよく確認するべきでしょう。

ポテンシャル採用で動いた場合には、1,2年はMBAでも取りに行っているんだと思うとか、

高い勉強代を払っているんだとでも思わないといけませんが、

その後は自分のやりたいと思えるキャリアに沿って、

生きていけるわけですから悪い話ではないでしょう。


まぁ、私の場合は経営サイドの人に会う機会があって、

その人たちに「やりたいこと」を否定されてしまったといった経緯があったので、

前の会社でのキャリアを諦めて転職をしようと思ったわけでしたが、

もしも皆さんが今の職場で「やりたいこと」があってそれが出来ないのであれば、

言いづらかろうがなんだろうが、一度上司に話してみては如何でしょうか?

転職なんてしないで、自己実現を図ることが出来るのであればそれが一番幸せだと思いますし、

普通の会社で普通の上司であればちゃんと考えたキャリアプランを全否定する人はいないでしょう。

私も今の移った会社で、いつまでも泣かず飛ばずでいる気もありませんし、

このストレスだけの仕事人生を受け入れるつもりもありません。

何か成果が出て認められるようになれば、やってみたいと思っていたことを

全面的に上司に話してみたいと思っています。