転職のための面接を受けると給付金が支給されるサービス
「転職ドラフト」
をベンチャー企業の「ビジネス・インベンター」(東京都港区)が24日、始めた。
転職希望者がサイトに経歴書などを登録し、
求人企業が採用候補者を探して面接を申し込むスカウト型のサービスで、
面接ごとに企業がビジネス・インベンダーに料金を支払い、転職希望者は給付金を得る仕組み。
給付金は、面接を通過すると5000円、
通過しなかった場合でも2500円支払われる。
使途は同社が指定する衣料品店でのスーツやシャツの購入費のほか、
通信教育や専門学校、MBA取得のための費用に限定し、後で精算する。
厚生労働相が指定する教育訓練講座の費用も対象。
転職希望者の能力向上を支援することが狙いで、
平野健児社長は「サイトを利用するすべての企業が、
転職希望者の教育資金を出し合うイメージでサービスを考えた」と説明する。
初年度で利用者10万人、登録企業200社を目指す。