勢いだけで転職してしまうのではなく、
新卒者や第二新卒者の転職と中途採用の違いについては判っておくべきです。
ここをちゃんとしっかり把握できていないと、面接でベストなアピールができないからです。
この違いを理解していないが為に、面接で間違った自己アピールをしてしまい、
実力があるのに不採用となってしまう方は意外と多いです。
知ってしまえば簡単なことなのですが、
新卒や第二新卒に求められるものというのは、
向上心やコミュニケーション能力などになります。
経験が多少浅くても、人と関わる力があって、
面接官にやる気が伝われば採用されるケースが多いですね。
「将来、花が咲きそうな苗を選ぶ」といったイメージでしょうか。
それに比べて中途採用というのは、
今すぐに力を発揮できる人材を募集しているのです。
対人能力ややる気などのことよりも、スキルや経験を重要視されます。
アピールできるのは、自分が何をやりたいかということと、
その為に必要なスキルがどれほどあるかなのです。
例えば、新卒であるならば、やりたい事や採用後のビジョンを語ることが普通ですよね。
明るく熱意のあるキャラクターというのも強みになります。
しかし、中途採用の場合では、キャラクターなどはあまり関係ありません。
企業は、足りない何かを補う為に募集を掛けていますので、
それが即座にカバーできない人材と見られてしまえば必要ないわけです。
いわば、花束を求めているわけです。
苗や種はいらないわけです。
根本的にニーズが違うということを理解して戴けたでしょうか。
ここをしっかり押さえてから、的確なアピールをしましょう。